東京・大阪・名古屋などの大都市圏で働きながら「地元山形でチャレンジしたい!」という想いを胸に3年、このたび起業しました。
美味しい食べ物や日本酒、子供が喜ぶ大自然、見渡すかぎりの広い空……、山形の良いところはたくさんありますが、結局なぜ山形が好きなのかというと、山形に暮らす人が好きだからなんです。
山形からワクワクする仕事を発信したくて大阪からUターンして来ました。
社会人のスタートはアイリスオーヤマ㈱の営業マンとして、ホームセンターの肥料売場で土積みをしたり、ドライバーを手に陳列什器を作ったりしていました。
そうやって現場仕事を重ねていく中で
「どうやったらお客さまは商品を買うんだろう?」
ということをずっと考えてきました。
営業所長やマーケティングマネージャーなどのマネジメント職になってからは社内に目を向けることも増えましたが、ずっと共通していたのは
「ヒトの感情に働きかけて、いかにヒトを動かすか」
が仕事の中心だったことです。
ヒト(お客さまや従業員)が行動するときは、「動きたくて動く」のか、「動かざるを得ない」のか、の2通りがあります。
大企業は豊富な経営資源を生かして「動かざるを得ない」状態を作り、売上げにつなげることができます。
例えば、圧倒的な市場シェアでお客さまが買わざるを得ない状況を作ったり、高い給料を支払うことで従業員が働かざるを得ない状況を作ったりすることができます。
しかし、中小企業は「動きたくて」動いてもらわないと事業継続できません。立地の良さや価格の安さに頼っていると、いずれ大企業のスケールメリットに負けてしまいます。
この「動きたくて動く」状態を作るのが『熱狂ファンを生むマーケティング戦略』です。
お客さまや従業員が動きたくて動いた結果、期待した以上の対価を得られれば大企業が入る隙が無いほど高いロイヤルティ(忠誠心)を獲得できるのです。
お客さまも従業員も、もちろん経営者も。事業を通して将来が楽しみになるような、ワクワクするビジネス作りを支援していきたいと考えています。